2020年08月25日

高血圧症患者がコロナ感性したら

不思議なもんである、コロナの感染発症を降圧剤のARB AIE阻害剤は一時は広めているのではないのかと
感じてゐて それは否定されたが、今回の報告からは 有意差はなかったようだが しかしながら コロナに感染してしまった場合
それが高血圧の患者に限って言えば むしろARB AIE阻害剤を使用した方が 死亡率が低下したとか・・・
不思議なもんである。

Effect of Renin-Angiotensin-Aldosterone System Inhibitors in Patients with COVID-19: a Systematic Review and Meta-analysis of 28,872 Patients

COVID-19の高血圧患者にレニン-アンジオテンシン-アルドステロンシステム(RAAS)阻害剤が有益
posted by dokusan at 09:45| 青森 🌁| リウマチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月19日

ビスホスホネート製剤と肺炎

老人介護施設に勤務はしているが、骨粗鬆症になって いわゆるビタミンD活性型を服用している人はおおいが、ビスホスホネート製剤は意外と少ない。

 もっと飲んだらいいのにと思うこともあるがどうなんであろう。今回の報告では それらを飲んでゐると肺炎になる人が少なくなるとか 以外にも・・・。
介護施設では心不全で亡くなるケースが多いが 肺炎も結構多いのでは さすればビスホスホネート製剤ももっと投与するようにしたらどうなんであろうか。 でもどうしてなんであろうか 肺炎が少なる理由は・・・。


Nitrogen‐Containing Bisphosphonates Are Associated With Reduced Risk of Pneumonia in Patients With Hip Fracture

大腿骨骨折で窒素含有ビスホスホネート(N-BP)投与を受けた患者は、肺炎リスクおよび肺炎による死亡率が低減するという報告である。
N-BP治療群は非治療群に比べ肺炎リスクが有意に低く〔100人年あたり6.9%対9.0%、ハザード比(HR)0.76〕、リスクの絶対差は0.02、治療必要数(NNT)は46だった。肺炎による死亡率でも同様な関連が認められ(HR 0.65)、この関連は、N-BP群を非N-BP骨粗鬆症薬群と比べたときにも有意なままであった。とのことである。
肺炎予防薬に窒素含有ビスホスホネート(N-BP)投与ということになるんであろう・。
posted by dokusan at 06:36| 青森 ☁| リウマチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月09日

ビスホスフォネート製剤と骨折

どうなんであろうか、小生も骨粗鬆症といわれて エデロールというビタミンD 飲んでゐるがビスホスフォネート製剤をのんで もっと強力に
骨強くしたいところだが 以前 ビスホスフォネート製剤は長く飲んでゐると 骨折しやすくもなるという話も聞いたことがあるがそのために休薬の時も必要ならしいが 今回の話はこの薬剤 骨折したことのある人には ながい休薬は不要だということのようだ。

Bisphosphonate drug holidays: Risk of fractures and mortality in a prospective cohort study

For those with previous vertebral fracture, major osteoporotic fractures increased with holidays >12 months


「以前の脊椎骨折のある患者では、12ヶ月を超える休暇で主な骨粗しょう症骨折が増加した」とのことだ。

posted by dokusan at 17:30| 青森 ☔| リウマチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月11日

PPIとコロナウイルス

衝撃的な報告情報がとびこんできたわい。 胸やけなどに使用されている PPIがコロナウイルス感染症を助長させるとか・・・。

 胃酸分泌抑制剤にも いろいろあるが H2ブロッカーはそうでもなさそうだがPPIは2-4倍近く増加するとか。


「研究者らは、53,130人の参加者の6.4%が陽性のCOVID-19テストを報告したことを発見しました。 PPIを服用していない人と比較して、1日1回または1日2回までPPIを使用している個人は、COVID-19検査陽性を報告するオッズが大幅に増加しました(オッズ比、それぞれ2.15および3.67)。ヒスタミン-2受容体拮抗薬を服用している個人のリスクは上昇しませんでした。」

まあ、胃酸はある意味じゃ 悪い菌 ウイルスを殺す作用もあるだろうから それをPPIで弱めてしまうということは それなりに弊害も
あるということなんであろうよ。

調剤薬局にいたとき 胃はいまは特に悪くなくと
漫然と投与していた年配の人が多いし、介護施設でも結構いるもんであるからにして もう少し 少量とか間隔をあけての投与でもいいんじゃないかな。

ラベル:コロナとPPI
posted by dokusan at 06:05| 青森 ☁| 面白い薬の作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月07日

ACE阻害剤やARBが直腸がんの発生を抑制

直腸がんをACE阻害剤やARBが発生を抑制するとか・・・。これはまた新説なんだがどうなんであろう。小生はバイアスピリンの治験で
お薬バイアスピリン飲んではいるが バイアスピリンの場合は大腸がんでは4割 減るとか聞かされているがACE阻害剤やARBでは薬物使用の1年ごとの増加に伴い、調整されたハザード比リスクの5%の減少を観察しました。とある。

CRC Risk Down With ACEi, Angiotensin Receptor Blocker Use

Adjusted hazard ratio risk reduced 5 percent with each single-year increase in drug use

posted by dokusan at 05:44| 青森 ☁| 面白い薬の作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月06日

新しい薬についていかねば

退職して介護施設にいる薬剤師としては どうも新薬には疎くなるようである。

アーリーダ錠てどんなお薬であろうかと調べたら

アパルタミドは、アンドロゲンのアンドロゲン受容体(AR)のリガンド結合部位への結合を競合的に阻害するとともに、ARの核内移行を阻害し、ARの転写因子結合領域への結合及び標的遺伝子の転写を阻害することにより、ARを介したシグナル伝達を阻害し、アンドロゲン依存性腫瘍の増殖を抑制すると考えられる

とあり 前立腺がんのお薬であった、適応は
「○遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌 ○遠隔転移を有する前立腺癌」だそうだが、この種の薬 副作用として勃起不全なんかあるのではと思ったら 「勃起」の言葉がなかったわい。 ここがいいのかな。
posted by dokusan at 06:34| 青森 ☁| 面白い薬の作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月30日

女性ホルモン補充と認知症

女性ホルモン補充する高齢の女性は認知症になりずらいのかな・・・。女性ホルモン補充は子宮がんにもなりやすいといわれているが、どうなんであろう。

Hormones May Explain Greater Prevalence of Alzheimer's in Women

http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2019/008569.php
posted by dokusan at 06:09| 青森 🌁| 面白い薬の作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月27日

コルヒチンとコロナ

コルヒチンって よく作用機序がわからなくても 用いられることあるよね。

今回はコロナでの炎症も抑えてくれるとか・・・。

Effect of Colchicine vs Standard Care on Cardiac and Inflammatory Biomarkers and Clinical Outcomes in Patients Hospitalized With Coronavirus Disease 2019
The GRECCO-19 Randomized Clinical Trial



結果
合計105人の患者(男性[61 [58.1%];中央値[四分位範囲]年齢、64 [54-76]歳)が評価され、50(47.6%)が対照群に無作為に割り付けられ、55(52.4%)がコルヒチングループ。中央値(四分位範囲)のピーク高感度心臓トロポニン値は、コントロールグループで0.0112(0.0043-0.0093)ng / mL、コルヒチングループで0.008(0.004-0.0135)ng / mLでした(P = .34)。

中央値(四分位範囲)の最大C反応性タンパク質レベルは、それぞれ4.5(1.4-8.9)mg / dL対3.1(0.8-9.8)mg / dL(P = .73)でした。臨床一次エンドポイント率は、対照群(患者50人中7人)で14.0%、コルヒチン群(患者55人中1人)で1.8%(オッズ比0.11、95%CI、0.01-0.96、P = .02 )。平均(SD)イベントフリー生存期間は、対照群では18.6(0.83)日でしたが、コルヒチン群では20.7(0.31)日でした(ログランクP = .03)。

有害事象は、対照群よりもコルヒチン群の方が多かった下痢を除いて、2群で同様でした(25例[45.5%]対9例[18.0%]; P = .003)。

結論と関連性

この無作為化臨床試験では、コルヒチンを投与された参加者は、臨床的悪化までの時間を統計的に有意に改善したが、高感度心臓トロポニンまたはC反応性タンパク質レベルに有意差はありませんでした。これらの調査結果は注意して解釈する必要がまだあります。

まあ、コロナの心臓などへの炎症悪化を抑えてくれるようではあるが、その原因はここでもわからないようではある。
ラベル:コルヒチン
posted by dokusan at 06:06| 青森 🌁| 面白い薬の作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月16日

リンチ症候群

Lynch syndrome て何であろうかと探ってゐたら 小生の今治験で飲んでゐるアスピリンが大腸がんを抑えるということと関係し、いわゆる
Lynch syndrome とは遺伝子のミスマッチの異常な細胞を修復してくれる遺伝子の胚細胞系列変異を原因とするのがリンチ症候群できるということのようだ。それをアスピリンが抑制してくれるということのようだ。

前立腺がんではあるのであろうかと探ってみたらこんなのあった。

前立腺がん . Lynch症候群と前立腺がんとの関連は複数報告されており , リスクが2 〜 5倍上昇するとされている[Raymond et al 2013b , Haraldsdottir et al 2014 , Ryan et al 2014] . Raymond ら [2013b]によると , MMR の病的バリアントを有する60歳未満の男性において , 前立腺がんのリスクが上昇する . しかし , Haraldsdottir ら[2014]の分析によると , MMR の病的バリアント を有する患者が , 前立腺がんをより若年で発症する , または 進行がより早いような表現型 は見出されなかった . Pritchardら [2016]は, 転移性前立腺がんの男性692名のうち4名(0.5%)にMMR遺伝子の病的バリアントを検出した.

まあ、小生も初期前立腺がんで先月先月前立腺除去したが、少しはアスピリンで軽症でもいたのかもしれない。


posted by dokusan at 05:58| 青森 ☀| リウマチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

ランソプラゾールの相互作用って今どうなっているのかな。

昔はオメプラールなど医薬品相互作用が騒がれていたが いまは当介護施設ではPPIはランソプラゾールが主に処方されているが
相互作用はどうなっているんであろうと思って データーベースを探してみての 文献紹介です。

ランソプラゾール
2006年のレビュー以来、ランソプラゾールとの新しいCYPを介した薬物相互作用の研究はありませんでした。

以前に概説したように、ランソプラゾールとフェナゾン、ジアゼパム、イバブラジン、マガルドレート、経口避妊薬、フェニトイン[110]、プレドニゾロン[111]、プロプラノロール[111]またはワルファリン。ランソプラゾール投与後のテオフィリンバイオアベイラビリティの増加は臨床的に重要であるとは見なされず、ランソプラゾール使用後のテオフィリンのクリアランスの増加は一貫して見られなかった。ランソプラゾールは特にCYP2C19変異対立遺伝子を持つもの経口タクロリムスのクリアランスを低下させ、血中タクロリムス濃度を大幅に増加させました。

最後に、CYP2C19インヒビターであるフルボキサミンは、CYP2C19の広範な代謝産物でランソプラゾール代謝(血漿濃度の増加)に有意な影響を及ぼしましたが、貧弱な代謝産物では影響しませんでした[。

最近では、ランソプラゾールの活性鏡像異性体であるデキスランソプラゾールが治療に導入されています。この化合物は革新的なDual Delayed Release™テクノロジーで販売されており、2回に分けて全用量を放出し、1日1回の投与後に血漿中濃度-時間プロファイルを延長できるように設計されています。プロトンポンプの不可逆的阻害を伴うPPIの作用機序を考慮すると、そのような生物医薬品プロファイルの臨床的利点は、治療の実践において慎重に評価されるべきです。
デキスランソプラゾール二重遅延放出製品の相互作用は、プローブ薬物としてのジアゼパム、フェニトイン、テオフィリン、およびワルファリンで調査されており(CYP2C19、2C9、1A2および3Aとの相互作用など)、化合物の薬物動態への影響は発見されていません。

ランソプラゾールとデキスランソプラゾールの相互作用プロファイルは、オメプラゾールまたはパントプラゾール-Naの相互作用プロファイルほど徹底的に調査されていません。それにもかかわらず、どちらの化合物も主要な臨床的に関連のある薬物相互作用に関連しているようには見えない。

いいんじゃないですか PPIの中でも優秀なのでは 軽くつぶせば 胃でも失活しないと聞いている。

最初の要旨では
オメプラゾールはCYP2C19に対する親和性が高く、CYP3A4に対する親和性が中程度であるため、薬物相互作用にかなりの可能性があることが示されています。対照的に、パントプラゾールNaは他の薬物との相互作用の可能性が低いようです。ランソプラゾールとラベプラゾールは、オメプラゾールよりも相互作用の可能性が低いようです とのことである。


Pharmacokinetic Drug Interaction Profiles of Proton Pump Inhibitors: An Update


posted by dokusan at 06:08| 青森 ☁| 相互作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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